岩屋たけしのメッセージ

平成30年04月27日
 「IR実施法案の成立を期して参ります。」

一昨日、IR実施法案が閣議決定され、国会に提出されました。南北首脳会談のニュースに紛れてあまり注目されませんでしたけれども、言うまでもなく、今国会の重要法案の一つであり、これから、会期内の成立を目指して全力を尽くしてまいりたいと思います。

法案の骨格は6回に及んだ与党協議の結果、取りまとめられた内容に沿って策定されています。協議は難航しましたけれども、結果的に「世界的に見ても最も厳格なルールを定める」との当初の方針に沿ったものになったと考えているところです。

認定箇所は全国で三箇所。IRという統合型観光施設には国際会議場や展示場、劇場、ホテル、レストランゾーンなどの多様な集客施設が備えられていなければならず、カジノというゲーミングゾーンは施設の全延べ床面積の3%を超えてはならないとしています。

カジノへの日本人の入場に際しては本人確認にマイナンバーカードを用いることとし、未成年や暴力団の入場を禁止するほか、週に3回、月に10回までの回数制限を設け、一回につき、6,000円の入場料をいただくこととしました。

IRには、通常の国税、地方税のほかに、カジノの粗利に対して30%の納付金を課すこととなりますが、その収益は観光振興、文化財の保存修復、文化芸術振興、福祉や教育に充てることとしています。

国会にはこのほか、既存のギャンブル等から発生している依存症の問題に対応するための法案が計七つの会派から三種類、議員立法として提出されています。この法案もこの国会で合意を形成して成立させ、IRにおけるこれまでになかったレベルの対策と相まって、我が国におけるギャンブル依存症比率を低下させることを目指したいと考えているところです。

新たなゲーミングを認めることに対して、国民の間に様々なご心配があることも事実です。国会での審議を通じて、丁寧な説明を施し、ご理解を得てまいりたいと存じます。