岩屋たけしのメッセージ

平成28年05月30日
「九州観光復興へ向けての支援プランが固まりました」

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観光復興へ向けての大きな課題であった「九州旅行助成制度」の概要が固まりました。先に決定された補正予算のうち、180億円を使って熊本地震によって深刻な風評被害を受けている九州7県に対し、九州観光を支援するための「割引制度」を作ることとなりました。

まず、夏休みの九州への旅行プランに対して割引を実施します。予算割り振りとしては被害大がきかった熊本、大分に重点配分することになりますが、あくまでも九州全域が対象です。割引率としてはおおむね50%。わかりやすく申し上げれば、この間は九州旅行の費用が通常の半分ほどで済むことになると思います。また、10月以降の旅行シーズンにおいても25%ほどの割引を実施する予定です。

方法としては、「九州観光推進機構」や各県が窓口となり、大手の旅行代理店や地場の代理店を通じて割引付きの九州旅行商品を開発してもらい、それを販売することになります。この割引は外国人も対象とします。九州は「インバウンド(外国人旅行客受け入れ)」の重要な拠点でもあるからです。

また、九州内の高速道路の割引についても制度設計を急いでもらっています。本来は誰にでもわかりやすい「定額割引」が望ましいとは思いますが、場合によっては区間や期間を限定した上で、「旅行客」にターゲットを絞った「企画割引」のような方式になるかもしれません。いずれにしても、観光振興のためには「九州内を移動し易いようにする」ことが必要です。実現へ向けてさらに努力してまいります。

このほか、観光庁や「日本政府観光局」によって、「九州への海外誘客プロモーション」を大規模に展開してもらい、九州地方の魅力的な地域産品等を発信してもらうと同時に、国際会議や国際イベントの九州への誘致を促進する事業をおこないます。これには予備費から20億円ほどの予算を投入する予定です。

別府、湯布院をはじめ、大分県の観光事業者にとってもこの夏が正念場です。皆さんのご努力が実るように国としても最大限の支援をおこなってもらえるよう、引き続き、全力を尽くしてまいります。