岩屋たけしのメッセージ

平成28年12月02日
「IR法が委員会可決されました」

先ほどの衆議院内閣委員会において、質疑ののち、IR推進法案が採決に付され、賛成多数で可決されました。これまでの長い道のりを振り返りますと、誠に感慨深いものがあります。ここに至るまでご支援、ご協力をいただいた全ての皆様に感謝の思いでいっぱいです。

しかしながら、来週からは衆議院本会議、さらには参議院での審議が控えております。一層、気を引き締めて今後の審議に臨んでまいりたいと決意しております。

二回にわたった審議の焦点は、「カジノというゲーミングをIRの一部に認めることが、刑法の違法性を阻却する事由に成り得るのか」「既存の公営競技や遊戯に起因するギャンブル依存症も含めての対策がしっかり講じられることになるのか」。主にこの二点であったように思います。

前者については、推進法の成立後、政府によって策定される実施法案において、これまで賭博罪の違法性を阻却するに際しての要件とされてきた諸点を満たした形での立法がなされる必要があることは言うまでもありません。詳細な制度設計を含む実施法が成立した時に初めてIRの一部をなすカジノのみが合法化されることになります。

後者の依存症対策については、もとより私ども提出者の思いもそこにありました。IRを生み出すに際しては、これまでの既存のものから発しているギャンブル依存症についても、教育、予防、調査、治療、更生の支援などを包括的に行なえる組織を設け、その実行のための予算を確保しなければならないと思っています。

今日の採決に際しては、以上の点が明確に記された付帯決議が採択され、菅官房長官から、「付帯決議の趣旨を尊重してまいります」との発言がなされたところです。

いずれにしても、仮に推進法が成立したとしても、本格的な作業はまさにそこからスタートすることになります。推進法やその付帯決議の趣旨に沿った実施法案が策定されるように、議員連盟としては、さらに活動を強化し、政府にしっかりと意見していかなければなりません。

その重たい責任をしかと噛み締めながら、今日の採決の瞬間を迎えたような次第でした。引き続いてのご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。