「日米首脳会談について」
2026.03.21
高市総理の初の訪米による日米首脳会談は、時期が時期であっただけに、さまざまに心配されてもいましたが、総じて極めて良好な会談であり、成功裏に終わったものと受け止めています。
第一に、喫緊のイラン情勢について、我が国の考え方をしっかりと米国側に伝えることができたということです。
それは、我が国が一貫してイランの核開発に反対してきたこと。そして今般のホルムズ海峡封鎖を強く非難していること。加えて、日米双方のみならず、国際社会全体のために、一刻も早い事態の収拾が必要だと明確に主張したことです。
第二に、それに関連する支援策として、我が国ができること、できないことについて的確に説明することができたということです。トランプ大統領からは、具体的な艦艇派遣要求などについての言及はなかったと承知しています。
第三に、先の関税合意の際に約した経済協力について、更なる進展をはかることができたことです。これには、エネルギー関連投資やレアアースの共同開発など、日米双方に利益をもたらすプロジェクトが含まれています。
むろん、イラン情勢は今なお進行中であり、今後については予断は許しません。したがって、引き続き米国と緊密な連携をはかるとともに、G7各国はもとより、イラン・イスラエル当局や湾岸諸国に対し、我が国として最大限の外交努力を為していってもらいたいと願っています。
言うまでもなく、日米首脳会談は我が国の外交上、最重要の会談となります。それだけに、高市総理はじめ関係閣僚、関係省庁の皆さんは大変なご苦労と入念な準備をもって臨まれたことでしょう。
ひとまずはその労をねぎらうとともに、今後の更なる善処に期待したいと思います。

お知らせ