第89回党自民党大会が行われました。
第89回党大会が3月13日、東京都内のホテルで開催され、「信頼と共感の政治」を全国各地で進め、党一丸となって公示と見込まれる日まで残りおよそ100日と迫った参院選を勝ち抜くことを誓いました。
岸田文雄総裁は演説の冒頭、ウクライナ情勢についてロシアの暴挙を強く非難し「アジアを含む国際秩序の安定のため、力を合わせていこう」と呼び掛けました。
参院選に向けては「国民政党・責任政党を自負する自民党が自ら変われることを示し、国民の信頼を確たるものにする」と述べ、「われわれがやるしかない」と、政治の安定へ自公連立政権が国難に立ち向かう決意を力強く示しました。
党大会には党所属国会議員と3年ぶりに出席した各都道府県支部連合会の大会代議員等、合計約1200人が参加しました。大会では、党務報告、令和4年党運動方針案、党則改正案がそれぞれ了承されました。
また、優秀党員410名、優秀党組織92支部、友好団体156団体、協力者45名の表彰が行われたほか、昨年の党員獲得に顕著な功績のあった都道府県支部連合会に対する特別表彰が行われました。金賞の島根県連、銀賞の香川県連、銅賞の山梨・鳥取両県連の代表者に、それぞれ岸田文雄総裁から特製のトロフィーが贈呈されました。
党大会では特別企画として、昨年の東京五輪空手男子形金メダリストの喜友名諒氏、同女子形銀メダリスト清水希容氏による演武も披露され、両氏の研ぎ澄まされた身体の動きと気迫あふれる発声に、会場全体が圧倒され、凛とした空気に包まれました。
また、昨年の東京パラリンピック競泳で3つのメダルを獲得した富田宇宙氏(写真右)も登場。視覚障害のハンデを乗り越えて、競技に打ち込む真摯な言葉に、会場から大きな拍手が送られました。
党大会のクライマックスは7月の参院選候補者が一堂に会し、4月の石川県参院補選で公認された宮本周司氏と、岸田総裁をはじめ党役員も壇上に揃い、必勝コールで参院選の完全勝利に向けて走り出すことを誓いました。