活動報告

「倫理選挙特別委員会質問」

2021.05.20

本日の衆議院・倫理選挙特別委員会で、大臣を終えてから初めての質問に立ちました。議題は参議院提出の公職選挙法の改正案であり、与党の筆頭理事としての質問を行いました。

先に発覚した法文ミスを訂正するための法案ですが、それを正すことは当然のこととして、今なお宿題になっている参議院選挙制度の抜本改革について、法案提出者(自民党参議院議員)の考えを質したところです。

 

一票の格差を是正せよとの司法からの要請に応えるために、前回の参議院選挙制度改正では「合区」を二箇所作った上に、定数を6名増やし、さらに比例代表に特定枠を設けるという改正をいたしました。

 

極めて異例の措置であり、私個人としては決して本意ではなかったものの、違憲状態を回避するための「緊急避難措置」としてやむを得ない改正であると判断し、成立に汗をかいたのでした。

 

各方面から厳しいご批判を受けたこの改正案を通した時の当委員会の与党筆頭理事も私でありましたので、今なお忸怩たる思いでおりますが、そうであるだけに、今度こそ抜本的な改正が必要だと強く思っているところです。

 

それがためには、参議院の中だけで議論していたのではいけない。衆参の選挙選制度は一体となって我が国の民主主義の土台を形成しているのですから、衆参が一体となって議論する必要があるということを強く申し上げた次第です。抜本改正の議論に今後とも積極的に参画してまいりたいと存じます。

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