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令和6年「年頭所感」

2024.01.01

 

「年頭所感」

 

明けましておめでとうございます。皆様には健やかに令和六年の元旦をお迎えになられたことと思います。

 

冒頭、昨年末以来の自民党の相次ぐ不祥事により、国民の政治に対する信頼を大きく損ねることとなってしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。

 

事案の全容の解明を受けて、「令和の政治改革」を断行し、一日も早く政治に対する信頼を取り戻していかなくてはなりません。

 

今年は混迷する国際情勢がさらに大きく揺れ動く年になっていくと思われます。そのような時に日本の政治が不安定化することは断じて避けなければならないと思います。

 

正すべきを正し、変えるべきを変え、内外の諸課題と果敢に格闘し得る政治に立て直していかなくてはならないと決意しています。

 

その上で、これから大切なことは「国力の再建」です。国力とは言うまでもなく、国民一人一人のお力、すなわち「国民力」の総和です。

 

人口減少が続いていく中で、今後、GDPの大幅な増額は望めないでしょう。しかし、だからこそ生産性を向上させ、新技術や新サービスを開発し、着実で持続可能な成長を果たしていくことが必要です。

 

GDP総額を競うのではなく、国民一人一人の豊かさと幸福度を追求していく。それこそがこれからの我が国の目標であるべきだと考えます。

 

言うまでもなく、その前提になるのが「国際平和」です。まずは一日も早くウクライナや中東に平和を取り戻す努力を重ねるとともに、我が国と周辺地域の平和を、外交力と防衛力によって断固、守り抜いていかねばなりません。

 

一方で、国内においては多様性を受け入れ、多種多様な人々がお互いを理解し、尊重し、協力し合うことのできる自由で寛容な社会を作り上げていくべきだと考えます。

 

老いも若きも、男性も女性も、あるいは性的マイノリティの方々も、そして健常者も障がい者も、外国人も、それぞれの個性を活かして活躍することができてこそ、社会全体の活性化につながっていくと思うからです。

 

内外とも「激動」が予想されるこの一年ですが、私はこれらの目標の達成に向け、より一層力を尽くしてまいる決意です。

 

皆様のこの一年のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、本年も変わらぬご指導、ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

どうぞ良きお正月をお過ごしください。

 

令和6年   元旦

 

衆議院議員

岩屋 毅 拝

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