自民党政治制度改革本部会合
党本部にて、自民党政治制度改革本部会合が開かれ、現在各党間で議論されている、選挙制度改革についての報告がおこなわれ、それについての意見交換が行われました。
私からは、以下のような意見を申し上げたところです。
1 選挙制度は、民主主義の基盤であり、主権者たる国民の声を国政に反映させるための、極めて、神聖な装置である。したがって、その改革の議論は、「将来に向かって政治はどうあるべきか」という観点からの、つとめて真剣かつ真摯なものでなければならない。
2 しかしながら、これまでの議論にはその真摯さが欠けていたと言わざるを得ない。「身を切る改革」などというポピュリズムに乗り、「連立合意に書いたから」という理由だけで、辻褄合わせのための議論に終始してきたことは否めないことを指摘しておく。
3 しかしながら、これまでの経緯からして、何かを決めなければならないという事情は理解する。今回、比例定数減を当初の案よりは少なくし(45減→31減)、その算定方式を小政党に配慮された「修正サンラグ方式」に改めることを提案していることについては、一定の評価をしたい。
4 その上で、三点申し上げる。
(1)比例定数をこれ以上減らすのであれば、これを11のブロックごとに選出する意味はあるのか。むしろ、全国区にすべきではないのか。各党間でよく議論してもらいたい。
(2)今回の「31減案」は、人口減少に見合った案だとしているが、人口だけを定数削減の理由にすべきではない。今後、10年間で我が国の人口は1000万人近く減ることが想定されている。それに応じて減らしていけば、国会機能に支障が生じる恐れがある。
(3)いずれにしても、選挙制度改革には一つでも多くの政党会派の理解と賛成が必要である。与党だけで進めることがあってはならない。その場合は、私は賛成し難い。
以上です。
今後の、各党間協議を通じて、より適切な合意案が得られることに期待したいと思います。
