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「フルスペックの総裁選を実施すべし」 

2021.08.23

横浜の市長選は残念な結果となりました。思うに、IRからの突如の方針転換が最後まで市民に理解されなかったのではないかと思います。選挙中に感染者が急増していったことも、政権与党に対する不満の高まりにつながっていったものと思います。 

 

小此木氏は普段は寡黙でまったく表裏のない極めて誠実、実直なお人柄であり、私も含め多くの同僚が信頼申し上げてきました。昨晩の敗戦の弁の中で引退表明をされたと聞きましたが、まだまだお若い。しばし英気を養われてやがて国政に再起されることを期待したいと思います。 

 

この結果を受けて菅総理がどうだこうだというつもりはありません。この一年間、誰がやっても難しい舵取りを懸命にやってきていただいていると思います。しかし、諸般の状況を踏まえれば、ここは、党員党友も含めたフルスペックの総裁選をしっかりと実施し、人心、体制を一新することが必要ではないかと思います。 

 

小選挙区を中心とする選挙制度に変更して以降、衆議院選挙は、選挙区で誰を代表に選ぶかということに加えて、事実上、「政権を選択する選挙」「首相を選ぶ選挙」となりました。である以上、誰を自民党総裁(首相候補)にして戦うかについて、党内のコンセンサスをしっかり形成し直しておく必要があると思います。 

 

コロナとの戦いを継続しながらのことですから、総裁選の在り方も十分に工夫しなければならなりませんが、テレビ討論会やリモート討論会、そして、郵便投票を駆使すれば、集会を最小限に抑え、感染予防に配慮した方法で安全に実施することは可能だと考えます。 

 

来たる26日に党総裁選挙管理委員会が今後の日程等について決定すると聞いておりますので、その結果を待ちたいと思っているところです。 

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