トップお知らせ

「米国中間選挙の結果を受けて」

2026.11.05

今回の米国中間選挙では、報じられているとおり、民主党が上下両院で過半数の議席を獲得しました。

 

これは米国民の審判の結果であり、他国の内政にかかわることですので、その評価についてコメントすることは差し控えたいと思います。ただ、米国政治が大きな変化の局面を迎えつつあることは間違いないと感じています。

 

トランプ大統領は、選挙結果を受け入れ、民主党とも協力していきたいとの意向を示されました。今後の米国政治が、対立と分断を深めるのではなく、対話と協力を通じて、国民の意思に応えていく方向に進むことを期待したいと思います。

 

我が国としては、引き続き日米同盟を外交・安全保障の基軸とし、米国との緊密な連携を維持・強化していかなければなりません。同時に、米国が自由と民主主義という基本的価値を大切にしながら、国際社会の平和と安定のために、建設的な役割を果たしていけるよう、同盟国としての役割を果たしていかなければならないと思います。

 

一方で、中国との関係改善に努め、安定的かつ建設的な関係を構築することも大切です。また、志を同じくする国々やグローバルサウスとの連携を深め、国際秩序の再構築へ向けて、主体的な役割を果たしていくことが重要だと考えます。

 

民主主義は、決して万能な制度ではありません。時として混乱や対立を生むこともあります。しかし、民主主義には、国民の意思によって政治のあり方を見直し、自らを修正していく力があります。私は、そこにこそ民主主義の真の強さがあると思っています。

 

日本の民主主義もまた、不断の努力によって、さらに成熟させていかなければならないとの思いを強くしているところです。

トップお知らせ