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「抗原検査の拡充を支援すべし」

2021.05.10

政府の分科会の尾身会長が、ここへきて「無症状であっても抗原検査を行なって感染者を洗い出すべきだ」との発言をされました。我々、自民党の観光議連が昨年から何度となく政府に申し入れてきたことです。

 

しかし、残念ながら今日まで我々の提案は採用されずにきました。甚だ失敬ながら、専門家による分科会というのはいったい何のためにあったのかと言わざるを得ません。専門家であるがゆえに過去に事例のない方法を採用することを躊躇したとしか思えない。

 

抗原検査キットは既に様々な種類が開発、発売されていて、政府が検査の拡充に向けての要請や支援を行なうならばさらにコストはさらに低減していくでしょうし、そうすれば民間事業者や国民自身の協力によって容易に頻回検査の体制を構築することができると思います。

 

抗原検査は僅か10分ほどで結果が出ます。たしかにPCR検査に比べれば精度は低いかもしれませんが、頻回検査を行なうことによって判定確率は高まりますし、仮に陽性判定が出れば直ちにPCR検査につなぐ仕組みさえ構築しておけばよい。大分市では既に「抗原検査センター」を開設していて成果を上げていると聞いています。

 

今からでも遅くない。速やかに幅広くそのような体制を構築するように、政府に強く求めていきたいと思います。

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